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OLYMPUS E-300 , Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5

OLYMPUS E-300

2005年1月発売、同7月購入。
E-1に続く2機種目のフォーサーズ機であり、kodak製フルフレームCCDから得られる「kodak blue」により今なお多くのファンを持つカメラ。反面、独特の外観や操作、AE・WB等のじゃじゃ馬っぷり、コクのある描写から「使いこなしを要求する入門機」とも言われます。

かくいう私もこの色にハマった一人で、大学一年の夏に初めて手にしたデジタル一眼レフとして購入して以来メイン機としての座はE-3にも譲っていません。マニュアル露出をはじめとした一眼レフの古典的基礎技能を磨く良きリファレンスであり、写真の楽しさを教えてくれたのもこのカメラでした。


Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5

2004年2月発売、2007年3月購入。
135換算22-44mmとなる広角ズームレンズ。7-14mmや9-18mmに比べ際立った特徴はないものの、F2.8-3.5という明るさと取り回しの良さからつけっぱなしで使える一本。特筆するべきは歪曲収差の無さで、人間の目ではほぼ判別できません(建築を撮ると広角端で少し気になりますが、14mm以降ではどこをどう見てもまっすぐです)。

E-300のキットレンズ 14-45mmで一年半がんばったものの、歪曲収差の無いレンズが欲しくて購入しました。以来、街や建築・風景など多くのフィールドで活躍してくれています。このコンビで撮影した冬の星空は特に美しく、深い青から黒へのグラデーションの引き込まれるような深さが魅力的です。





OLYMPUS E-3 , Leica D Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6

OLYMPUS E-3

2007年11月発売、2008年11月購入。
四年間にわたる沈黙を破り登場したフォーサーズシステムのフラッグシップ機。「もう、撮れない世界はない」のキャッチコピーの通り、E-1ゆずりの信頼性・ファインダー、11点AFや五段分のボディ内手ぶれ補正などの大幅な進化によりフォーサーズシステムの可能性を大きく広げました。

主に暗所での撮影性能を求めた結果たどり着いたのがE-3の手ぶれ補正とAFでした。これまでのフォーサーズボディとは次元の違う性能に非常に驚いたのを覚えています。もちろんフラッグシップ機としての「信頼性」も非常に高く、どんな状況でも確実に撮影できるという安心感は他のカメラでは得難いものです。


Zuiko Digital 50mm F2 macro

2003年10月発売、2008年6月購入。
E-1と同時に発売されたレンズの1つであり、解放から使える高い描写性能と明るさに定評がある一本。SWD化やIF化を望む声が特に高いことからも未だに根強い人気がある事が伺えます(確かにAF動作が遅いのは不満点の1つです)。

135換算100mmという使いやすい画角とシャープな描写から、ブツ撮りのほとんどをこのレンズに任せています。EX-25とのマッチングが良いのもお気に入りのポイント。E-3のAF・手ぶれ補正・ライブビューと組み合わせることでさらに性能アップするレンズです。


Leica D Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.

2007年10月発売、2009年12月購入。
10倍ズームの常識を覆す画質(良い意味で)・価格(悪い意味で)にレンズ内手ぶれ補正機構と超音波モーターという最新技術をまとった便利ズーム。10万円超という価格設定からユーザは多くはありませんが、画質は折り紙付きと言っていいと思います。スムーズな操作感・AF動作は一度使うとやみつきになるかもしれません。

いつまでも出ない標準レンズに業を煮やして飛びついた便利ズームですが、使用感・所有感はある意味竹レンズクラスと言っていいかもしれません。他のライカレンズに比べ望遠域でのボケが柔らかいのも特徴の1つです。ただ重力で伸びるのが残念な子ですが、それは愛嬌ということで。




OLYMPUS OM-1 , Zuiko 28mm F3.5

OLYMPUS OM-1 (MD)
Zuiko 28mm F3.5
Zuiko 50mm F1.8
Zuiko 90mm F2.0 macro

1974年発売、2006年12月購入
世界で最も美しい一眼レフ。プリズム腐食・露出計不動と決して状態の良い個体ではありませんが、不思議な魅力と使いたくなる衝動から一定の出番があります。外装も手を入れ、気がつけばレンズもスクリーンも増えていました。

レンズはそれぞれ歪曲収差の無さ・小ささ・絶対の描写性能という個性からこの三本に落ち着きました。マウントアダプタは持っているものの、フォーサーズボディにつけて使う事はあまりありません。




OLYMPUS OM-2N , Zuiko 50mm F1.8

OLYMPUS OM-2N

1979年発売、2010年7月購入
電子シャッター・絞り優先AEを搭載し、メカニカルシャッター・マニュアル露出機であったOM-1とは大きく性格を変えて発売されたOMシリーズの2作目。OM-1で特徴的であった感度ダイアル(他メーカーでは通常シャッター速度ダイアル)はAE機らしく露出補正ダイアルとなっており、±2EV、1/3段刻みの補正が可能となっています。

使いやすいAE機を求めてたどり着いたのがOM-2でした。ファインダースクリーンは2-13に交換しており、明るく広いファインダーを堪能できます。ずっと前から欲しかったブラックボディも、デルタカットデザインの精悍な印象をさらに引き締めており、小さいOMのボディがさらに一回り小さく見えます。




Mamiya RB67 , Sekor 65mm F4.5

Mamiya RB67
Sekor 65mm F4.5
Sekor 127mm F3.8
Sekor 180mm F4.5

1970年発売、2009年2月購入。
65/4.5とのセットで二万円という、当時からすれば考えられない価格に後押しされて購入。135版の粒状感に不満を持っていた事もあり、中判の世界に飛び込んでみる事にしました。ピントグラスを通して見る被写体や圧倒的な仕上がりに翻弄されながらも、135版とそれを模したデジタル一眼レフでは決して得られない楽しさがあります。




SONY Cyber-shot DSC-TX7

SONY Cyber-shot DSC-TX7

2010年2月発売、購入。
シリーズで初めてフルHD動画に対応、広角化したモデル。「高性能より多機能」なデジカメで、スイングパノラマ・手持ち夜景モード(高速連写による時分割ブレ補正)などこれまでの写真の撮り方を変えるデジタル技術が詰まっています。特にスイングパノラマはみんなの集まるときや雑多な風景で撮ると軽く「ウォーリーを探せ」が撮れるのが楽しいポイントです。

E-3とはまた別の「いつでも撮れる」安心感から、必ず鞄の中に入れているカメラです。


SIGMA DP1

SIGMA DP1

2008年3月発売、2009年6月購入。
TX7とは真逆の「多機能より高性能」なコンパクトカメラで、使いこなしが難しい反面撮れる写真は目を見張るものがあります。レンズの歪曲収差補正の優秀さとfoveonセンサーのシャープな画質が広角単焦点とは何かを思い出させてくれます。

撮影を主としない数日程度の遠出ならこのカメラ一台で済んでしまいます。もちろん、それには28mmの画角とカメラの癖を体得しておく必要はありますが、ストイックに使いこなすならこれ以上ないほど誠実に答えてくれるカメラです。




2010-04-01

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